横井小楠ゆかりの地

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小楠堂跡(相撲町の旧居跡)

熊本市下通1−10 地図

水道町から移り、塾を建て、「小楠堂」とした。20余名の門下生が寄宿した。現在は、銀座通りと西銀座通りの間の通りの、パーキングとなっている一角に、標木が建てられている。

学ぶ意義について、小楠は、『古人の「学」というのは、書物のうえでの修行ではなく自分の心の修行である。したがって、天賦の性能を生かし、日常事物のうえで工夫すること。すべてこれ「学」でないものはない。』と述べている。

小楠堂には、福井藩の三寺三作、柳川藩の池辺藤左衛門など、他藩の藩士たちも入門した。吉田松陰が小楠を訪ねたのも、ここに住んでいるときである。

小楠堂をアーケード街で挟んだ西側は、光琳寺である。森鴎外の、熊本藩主細川忠利の死去に伴う、殉死の話を書いた小説「阿部一族」に登場する、高琳寺があったところである。

夏目漱石が、熊本で最初に住んだのも、光琳寺であった。サンルートホテルの入り口に、漱石のレリーフが飾られている。