横井小楠ゆかりの文化施設

横井小楠記念館 | 徳富記念園 | ジェーンズ邸

横井小楠記念館

熊本市沼山津1丁目25−91 地図

横井小楠は、明治2年(1869)1月5日、京都の路上で暗殺される。

明治新政府が発足すると、参与(今でいう大臣)として、木戸孝充、後藤象二郎、大久保利通、由利公正らと共に、新政府に招かれた。明治元年(1868)4月8日、これからの新しい時代を切り拓くために、その思想を生かそうと希望を胸に上京してまだ1年もたたないころであった。

あくる年の、最初の出仕の日であった。その帰り道、号砲が鳴り響いたと同時に3、4人が小楠の駕籠を襲った。病身でもあった小楠は、小刀で応戦したが力尽きた。その時の、刃がこぼれた小刀が、記念館に展示してある。

記念館の1階には小楠の立像が置かれ、勝海舟の書、西郷隆盛の書、松平春嶽の書など小楠ゆかりの人々の直筆の書が展示してある。

また、実学党のひとびとの足跡を紹介したコーナーもある。明治維新で活躍した人たちとの交遊の広さと、多くの弟子達の功績が、小楠の偉大さを伝えている。

記念館から「四時軒」へ、そのまま入り、客間に立つと、坂本龍馬が眺めた飯田山をはじめ、下益城の山山と、田園の風景が一望のものとなる。

小楠と龍馬の最後の会談は、慶応元年(1865)5月中ばのころ、この客間であった。このとき二人は訣別したといわれているが、龍馬は新政府の参与に小楠を推薦している。その龍馬は小楠の上京を見ることなく慶応3年(1867)11月15日暗殺された。

休館日:月曜日、年末年始、夏期曝書期間(詳しくは直接お問い合わせ下さい)

電話:096−368−6158